マレーシアのムヒディン首相が経済再開ための緩和策を発表。
いまマレーシアは「国家復興計画」で定められたPhaseごとに緩和策があり、基準をクリアした州ごとでPhaseが分かれています。
  
 
Phase1はロックダウン中。
クアラルンプール、セランゴール州、ジョホール州、ケダ州、マラッカ州、ヌグリ・スンビラン州、プトラジャヤ
Phease2は
ペラ州、クランタン州、トレンガヌ州、パハン州、ペナン州、サバ州
Phease3はペラリス州、サワラク州、ラブアン
 
 
ワクチン接種率が急上昇している中でも新規感染者が増え続け、亡くなる方も多く人口100万人当り死者数では世界でも最悪の状態が続いていて、首都圏のロックダウンで経済も大変。
 
 
6月から2か月間ほとんどの事業がとまったままなので、ロックダウンなんてない方がいいです。それでも感染者数は増え続け、残念ながらなくなる方が増え続けているので。ただ希望の光もあるようで、ワクチン接種の効果が出始め、重症者の症例数やコロナ患者の待機者数が減少してきているようです。

感染して入院できる病院は野戦病院のような様子なのでほんと感染しないように注意していなければならないなって思います。
 
 
そんな状態なので在宅勤務で人とも会えず、無駄に出歩くと逮捕。出歩いてもゴーストタウン。海外まで来て何をやってるんだって気持ちになりやすく、気持ちも疲弊してきますよね。
 
   
なので、すっごく緩和策がきになってもきます。もう3カ月も髪の毛も伸び放題ですし。。。

緩和策で対象となる人は、
ワクチン接種完了した人で

1.ファイザー、シノバック、アストラゼネカワクチン2回接種後14日以上経過した人
2.ジョンソンエンドジョンソン、カンシノの場合は1回接種後28日以上経過している人
が対象
 


-洗車店
-電気店
-日用品店
-家具店
-スポーツ洋品店
-自動車アクセサリー店
-自動車販売店
-朝市と農業市場
-衣服店やアクセサリー店
-貴金属店
-理髪店と美容室(カットのみ)
<衣料品店、ファッション店、アクセサリー店>
宝石店; 理髪店や美容センター/サロン(基本的な理髪サービスのみ)は、手袋の着用、ビジネス時間の制限、試着室の使用禁止。
お客が完全なワクチン接種を受けたことを証明するために、COVID-19デジタルワクチン接種証明書(デジタル証明書COVID-19ワクチン接種)を提示し確認も必要。

近隣の公共の公園でのジョギング、サイクリングなど、個別に実行できる運動のみが許可


-複写サービス店
-中古品取扱店
-花屋
-土産物店
-アンティークショップ
-おもちゃ屋
-絨毯屋
-クリエーティブ関連の店舗
-アウトドア専門店
-化粧品店や香水店
-タバコ屋
 
 
さらに、フェーズに関係なく、8月16日から全地域でのこれまで認められなかったセクターすべての製造業や鉱業関連の工場、建設、土木の稼働再開も認めると発表。従業員のワクチン接種率によって稼働率が定められています。

・全従業員数のうちワクチン接種率80~100%は100%の稼働
・全従業員数のうちワクチン接種率60~79%は80%の稼働
・全従業員数のうちワクチン接種率40~59%は60%の稼働
 
 
<さらに政府より> 
マレーシア政府は、この決定が感染のリスクを懸念している人たちからさまざまな反応を引き起こすことを理解しています。 ここでも、すべての裁定は慎重に行われていることが明らかにされています。 1年以上国がパンデミックの状況にあった後、多くの雇用主は労働力を減らし始め、多くの人が職を失う原因となりました。 この困難な状況では、政府はこの状況を長引かせることはできません。
 
 
従業員と職場の安全を保ちながら、自分の身を守りながら、そしてなにより家族や愛する人の身も守りながら慎重に仕事をしていかなければならないなと感じています。